ｻｸﾗ大戦3ﾊﾟﾁｽﾛ-考察

この台で勝ちにいくにあたり、大きなポイントがある。ボーナス中の小役はずしである。ボーナス中の打ち方でナビ時に白7を狙い、ワザとはずしＡＲＴの当選確率をあげるとあるがこれだけでは役不足と思いきや実はこれがいいポイントになっていたりする。５回中２回しか当選していなかったＡＲＴをこの手法で５回中３回当選させることも可能だからだ、大勝のための手法ではなく、大負けしないための手法なのだ。あわよくば大勝にもつながるうえ、負けすら回避できると思えばこんなにでかいポイントはない。手順もむずかしくなくきわめて簡単だ。おまけにそのＡＲＴがストックバイストックし１０個のストックを獲得する可能性もあるとなると、いよいよ見逃せない大魚に見えてくる。エウレカのコンセプトである波ニ乗レ。から乱レ咲ケ。になったのもこのストックバイストックの有用性を開発陣も認めているからなのだ。裏を返せば波に乗らないければ勝てないという弱点を抱えたエウレカからの脱却とみていいだろう。サクラ大戦の場合は波に乗れなかったからといって勝てないわけでもない、逆に乱れ咲けないからといって負けることもない。安定性と爆発力を兼ね備えた最強のシステムを備えたパチスロ機に仕上がっていると思う。しかし唯一の問題としてはやはり演出面がやたらと退屈なところだろうか。サクラ大戦のテイストをうまく残したと評価するファンもいれば、もう少しうまく作れなかったのかと嘆くファンもいる。ここは打つ手側で折り合いをつけてほしいところであうｒ。